タミシオカリス(Tamisiocaris)は、約5億年前のカンブリア紀に生息したラディオドンタ類の節足動物の一属。長い櫛状の前部付属肢をもつ、僅かな頭部組織の化石のみによって知られる。グリーンランドのシリウス・パセットで見つかった Tamisiocaris borealis という1種のみが正式に命名される。