タニノボリ科は、コイ目に属する科で、、が含まれる。フクドジョウ亜科はかつてドジョウ科に含められ、日本では現在でもドジョウ科に含む事があるが、ウェーベル氏器官の形態上の特徴から、現在ではタニノボリ亜科と併せて単系統群を構成するとみられている。現在は、両亜科合わせて59属590種で構成されているが、未発見の種も多く、実際は定かではない。どちらの亜科も、ユーラシア地域に広く分布し、日本には、ホトケドジョウ、フクドジョウなどが生息する。