タスキーギ・エアメン(Tuskegee Airmen)は、米軍史上初のアフリカ系アメリカ人の航空部隊の通称名。 第二次世界大戦当時のアメリカ軍では人種隔離政策(racial segregation)により黒人は航空機搭乗員になれなかった中、史上初めてアフリカ系アメリカ人のみで構成された部隊である。 この部隊の中にはハイチ空軍のハイチ人5人とトリニダードのパイロット1人、またドミニカ共和国生まれのヒスパニックの飛行士も含まれていた。 主にヨーロッパ戦線で活動するアメリカ陸軍航空軍の第332戦闘航空群と第477爆撃航空群を構成した。彼らが乗ったP-47サンダーボルトやP-51マスタングなどの尾翼は赤く塗られていたので、「レッド・テイルズ」(赤い尾)という名でも呼ばれた。