本項では、処女航海中に氷山と衝突して1912年4月15日に沈没したタイタニック号に乗船していた動物たちについて記述する。タイタニック号には、犬・猫・鶏・鳥類などが数多く乗船していた。そのうち事故から生還したのは飼い主によって保護されて救命ボートに乗り込むことができた3頭の犬のみで、他の動物たちはタイタニック号とともに行方不明となった。タイタニック号に乗船していた動物たちについてはさまざまなエピソードが語り伝えられ、それらを題材としたフィクション作品も存在する。