ソンピョン(朝鮮語: 송편; 松편 / 松䭏)は、米粉で作られる伝統的な韓国の食べ物である。朝鮮の秋の収穫祭である秋夕の期間に食べられる小さいトック(餅あるいは団子)の一種で、秋夕の時、新穀で作る名節トックである。粳粉を湯ごねして程よい大きさにちぎり、そこに胡麻・小豆・大豆・緑豆・栗などの餡を入れ、半月や貝の形にこね上げ、松葉を敷いた蒸し器(伝統的には陶器の蒸し釜)で蒸して作る。伝統的な朝鮮文化の象徴の一つとして有名である。最も早いソンピョンの記録は、高麗時代に遡る。