ソウル・ケージ(The Soul Cages)は、1991年にリリースされたスティングのアルバム。 『ソウル・ケージ』は、アルバム制作直前の父親の死をテーマに作られている。インタビューで語られている内容によると、当時スティングはまったく曲を書けない数年間のスランプに陥っていた。そんな中での父との離別。スティングは音楽を通じてそれと向き合うことで長い葛藤を乗り越えた。最初の「ホワイ・シュッド・アイ・クライ・フォー・ユー」の作曲にこそ苦難したが、その後は立て続けに曲を書くことができ、完成させるに至った。 ほとんどの曲が航海や海をテーマとしていることも、船乗りだった父の過去が影響していると思われる。