セント・フィリップ教区(セント・フィリップきょうく、Parish of Saint Philip)はバルバドスの行政教区。島の南東部に位置し、無人島の、国内最東端のキットリッジ岬(Kitridge Point)を管轄している。面積は60平方キロメートルで、11ある行政教区では最も大きい。人口は2010年国勢調査によると約3万人で、セント・マイケル教区、クライスト・チャーチ教区に次いで多い。 地形は全体的に海面に近い低地で、平坦な土地が広いことから農業が盛んである。海岸線には砂浜が広がっており、などリゾート地が形成されている。クライスト・チャーチ教区との境界付近にあるでは、国内で唯一石油が生産されている。