クイントゥス・セレヌス・サンモニクス(英: Quintus Serenus Sammonicus、紀元2世紀 - 212年)は、ローマ皇帝のプブリウス・セプティミウス・ゲタやカラカラの家庭教師・医師を務め、ローマの学者・内科医でありながら政治に強い影響力を持った人物である。彼の唯一現存している著書『De Medicina Praecepta Saluberrima』(別名: Liber Medicinalis)は、マラリアを治療する呪文として「アブラカダブラ」という言葉が文献上では初めて使われた書物となっている。