セプティマニア(仏: Septimanie、カタルーニャ語: Septimània)は、南フランス地中海沿岸のローヌ川西方の地域。 「セプティマニア」の呼称は5世紀に登場する。西ローマ帝国末期の元老院議員シドニウス・アポリナリスの書簡の中には、ゴール地方南部を指す語として「セプティマニア」の地名が言及されている。カロリング朝フランク王国カルル1世 (大帝) 時代に、南フランスのアキタニア地方、プロヴァンス地方とともに後期ローマ時代のラティフンディウム、コロナツス制 などの大土地所有制度にゲルマン的な従士制度が結合し、現在の騎士道物語につがなるヨーロッパでの封建制が早くから進展したことで知られている。