セフォペラゾン(Cefoperazone)は、第3世代セファロスポリン系(cephalosporin)の抗菌薬である。他のセファロスポリン系抗生物質に耐性を持つ緑膿菌(Pseudomonas)細菌感染症に有効である、数少ない抗菌薬の1つでもある。 なお、セフォペラゾンは、β-ラクタマーゼ阻害剤であるスルバクタムとの合剤も製造されている。 セフォペラゾンは 細菌の 細胞壁 合成を抑制することで殺菌作用を示す。β-ラクタマーゼ阻害剤により、セフォペラゾンの加水分解を抑制し、抗菌活性を維持することができる。