セナトゥス・コンスルトゥム・ウルティムム(ラテン語: Senātūs cōnsultum ultimum、元老院最終決議もしくは勧告)またはセナトゥス・コンスルトゥム・デ・レ・プブリカ・デフェンデンダ(ラテン語: Senātūs cōnsultum dē rē pūblicā dēfendendā、共和国防衛に関する元老院決議)は、共和政ローマの元老院が布告した緊急の宣言である。定型文の一つは、ラテン語: videant consules ne res publica detrimenti capiat (両執政官は国家に害が及ばぬよう対処せよ)。 日本語の訳語にあるように、共和政を脅かす者に対して元老院が執政官に発令するものであり、非常事態宣言である。内乱の一世紀にたびたび発令された。