セチュラ砂漠(セチュラさばく)は、ペルーのピウラ地域の南、太平洋沿岸に沿って、アンデス山脈の麓まで内陸に位置する沿岸砂漠。その極端な乾燥は、冷たい沿岸水域の湧昇と亜熱帯の大気の沈下によって引き起こされるが、エルニーニョ現象が発生する年の間に時折洪水に見舞われることもある。 1728年、セチュラの町は津波で破壊され、後に現在の場所に再建された。1998年に、氾濫する川からの流出により、約145kmにおよぶ一時的な湖が形成された。アンデスから砂漠を横切って流れる短い川は、集中的な灌漑ベースの農業を支えている。