スラヴァ(ロシア語:Славаスラーヴァ)は、ロシア帝国で建造された戦艦である。ロシア帝国海軍では、当初は艦隊装甲艦(эскадренный броненосец)、のち戦列艦(линейный корабль)に分類された。艦名は、ロシア語で「光栄」を意味する女性名詞である。 ロシア帝国が保有した2本煙突の戦艦8隻のうち最後の艦であり、5隻が建造されたボロジノ級戦艦の最終艦であった。竣工は日露戦争には間に合わず、その上、直後にイギリスの戦艦ドレッドノートが就役し、海軍の主力が弩級戦艦へ移ったため、完成と同時に旧式艦として扱われる運命を負っていた。