スバルR1(スバルアールワン、SUBARU R1)は、富士重工業(現・SUBARU)が生産し、2005年から2010年まで販売していた軽自動車である。主にエンプティ・ネスト(子息が独立した世帯)を含むシニア世代および女性をメインターゲットとし、乗車定員は4人ながら1 - 2人の乗車を想定した「2+2シーターパッケージ」(実質的なクーペ扱い)としている。 1958年に発売され「てんとう虫」の愛称で親しまれたスバル・360のコンセプトを受け継いでおり、富士重工業ではR1を「NEWてんとう虫」と位置づけ、カタログや一部オプションにもてんとう虫のイラストを用いていた。洗練されたスタイリングで評判となったが、独自のコンセプトがユーザーに浸透せず、販売は振るわなかった。