スタッファルダの戦い(スタッファルダのたたかい、英語: Battle of Staffarda)は大同盟戦争中の1690年8月18日、サヴォイア公国ので行われた戦闘。スタッファルダの戦いはサヴォイア公ヴィットーリオ・アメデーオ2世が同年にアウクスブルク同盟に加入した以降、大同盟戦争のイタリア戦役における大規模な戦闘としては初だった。戦闘はニコラ・カティナ率いるフランス軍の勝利に終わり、カティナはそのままピエモンテ地方の砦を次々と落とした。サヴォイア公国もほぼ全土が占領されたが、疫病、歩兵の不足、そして補給の問題により、フランス王ルイ14世が望んだサヴォイア首都トリノの包囲はできなかった。