スタッド・ピエール=モーロワ(Stade Pierre-Mauroy)は、フランスのオー=ド=フランス地域圏(旧ノール=パ・ド・カレー地域圏)ノール県ヴィルヌーヴ=ダスク(リール都市共同体)にある多目的スタジアム。同地域に拠点を置くサッカーチーム、リールの新ホームスタジアムである。 2013年6月21日、リール・メトロポール都市共同体議会は、リールの元市長で、元首相であったピエール・モーロワの死没(2013年6月7日)にちなみ、この政治家の名誉を讃え、スタジアム名の改称を決議した。リール市民からは多くの反対があり、署名活動も行われるほど物議を醸したものの、結局決議の取り下げは果たされなかった。リールのサッカーファンの間では、今後も旧称が使われていくという。