ススペ(Susupe、Susupi、鈴部)は、北マリアナ諸島のサイパン島南西部にある地区で、北マリアナ諸島自治連邦区の主都。2010年現在、人口は2,083人。 ススペは日本による委任統治の根拠地のひとつで、サトウキビやコーヒーなど農産物の集散地であるとともに、南洋群島有数の貿易港として発達した。戦前は南興神社、カトリック聖堂、製糖工場などがあったが、その多くがサイパン戦で破壊された。戦後、北マリアナ諸島の主都として現代的な街に整備された。中心部には政府機関の建物集まるシビックセンターや公園、リゾートホテルなどがあり、食品加工や繊維などの工業も行われている。