ジョージア沿岸警備隊(ジョージアえんがんけいびたい、グルジア語: საქართველოს სანაპირო დაცვა、グルジア語ラテン翻字: Sakartvelos Sanapiro Datsva)は、ジョージアのが管轄するジョージア国境警察に属する海事組織。ジョージアの海岸線全体310キロメートルと、ジョージアの領海の海上保護活動を担う。沿岸警備隊の主たる任務は、領海管理、海洋汚染保護、海事法執行、港湾保安、海上防衛である。かつては海軍が存在していたが、南オセチア紛争で壊滅し、2009年に沿岸警備隊に吸収された。 本部および主要基地は黒海沿岸のポティに置かれている。次いで2番目の規模でアジャリアのバトゥミにも基地がある。沿岸警備隊には対テロ専門の特殊部隊もあり、ポティを拠点としている。また海上監視レーダー基地が、ポティ、、チャクヴィ、に設置されており、領海すべてをカバーしている。