ジュズヒゲムシは、昆虫綱ジュズヒゲムシ目(絶翅目)Zoraptera の昆虫の総称。 不完全変態をする 2₋3 mm程度の小型の昆虫で、その外形はシロアリやチャタテムシ、ハサミムシ幼虫に似る。和名は、数珠状の触角に由来する。学名の "Zoraptera" はギリシア語の Zoros(= pure)と aptera(= wingless)を組み合わせたもので、目が設立された1913年当時に無翅型のみが見つかっていたことに由来する。その後、1920年に有翅型が発見された。