ヌールッディーン・アブドゥッラフマーン・ジャーミー(ペルシア語: نورالدین عبدالرحمن جامی、Nur ad-Dīn Abd ar-Rahmān Jāmī、1414年11月7日 - 1492年11月9日)は、15世紀にイラン(ペルシア)で活躍したスーフィー、詩人。雅号の「ジャーミー」は、彼の出身地であるジャームの名前から取られている。ジャーミーが活躍したティムール朝時代は近世ペルシア文学が衰退期に差し掛かった時代であり、その中で優れたペルシア語詩を残したジャーミーは「詩人たちの最後」「最後の詩人」と呼ばれている。また、詩作、神学以外にハディース、アラビア語文法、イスラーム哲学、音楽についても深い学識を有していた。