ジャライルタイ・コルチ(生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人で、ジャライル部の出身。モンゴルの高麗侵攻において第6次遠征軍を率い、高麗国を最終的に投降に追い込んだ人物として知られる。 漢文史料では様々な表記がなされており、『元朝秘史』では札剌亦児台豁児赤(zhálàyìértái huōérchì)、『元史』では札剌台(zhálàtái)もしくは札剌䚟(zhálàdǎi)、『高麗史』では車羅大(chēluódà)と記される。