ジャターユ(Jatāyu, 梵: जटायु)あるいはジャターユス(Jatāyus, 梵: जटायुस्)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する巨大な鳥の王である。老齢の禿鷹で、年齢は六千年を数え、ダンダカの森に棲む。『ラーマーヤナ』および『マハーバーラタ』では、父はカシュヤパ仙とヴィナターの息子アルナとされる。母の名前は『ラーマーヤナ』ではシュエーニーとなっている。またガルダの子とされることもある。兄にサムパーティがいる。象の鼻に比肩する長さの硬い鉤爪を持つ。