『ジャコ萬と鉄』(ジャコまんとてつ)は、梶野悳三の小説『鰊漁場(にしんば)』(1947年)を原作とした日本映画。1949年と1964年に映画化された。 北海道のニシン漁場に出稼ぎにきた荒くれ男たち=「ヤン衆(ヤンシュ)」と、彼らを束ねる網元の男の対立を背景に、漁場に突然現れた網元に恨みを持つ男・ジャコ萬と網元の息子・鉄の敵対および和解が描かれる。