ジェームズ・フィップス(英語: James Phipps、1788年 – 1853年)は、エドワード・ジェンナーによる牛痘接種を受けた最初の人物。この時代、搾乳婦の間で牛痘という(天然痘より軽い)伝染病にかかった人が天然痘にかからないとする言い伝えがあり、ジェンナーはこれを知ると、自身の理論をフィップスに試した。フィップスへの種痘は成功に終わり、後に天然痘の種痘を受けても病気にかからなかった。