シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である。

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  • シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である。 一塁手としてのシルバースラッガー賞の受賞回数は、2000年から2003年にかけて4年連続で受賞したコロラド・ロッキーズのトッド・ヘルトンと、2004年、2008年から2010年の4回受賞したアルバート・プホルスと、2013年、2015年、2017年 - 2018年の4回受賞したアリゾナ・ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミットが最多。ア・リーグでは6選手が3回受賞している。セシル・クーパー(1980年 - 1982年)、ドン・マッティングリー(1985年 - 1987年)、カルロス・デルガド(1999年 - 2000年、2003年)、マーク・テシェイラ(2004年 - 2005年、2009年)、ミゲル・カブレラ(2010年、2015年 - 2016年)、ホセ・アブレイユ(2014年、2018年、2020年)。ナ・リーグでは2選手が3回受賞している。ジェフ・バグウェル(1994年、1997年、1999年)。フレッド・マグリフは1993年にサンディエゴ・パドレスとアトランタ・ブレーブスの両チームで、打率.291・37本塁打・101打点を記録し選出された。親子での受賞は、セシル・フィルダーとプリンス・フィルダーの1組である。セシルはア・リーグで1990年と1991年の2回、プリンスはナ・リーグで2007年と2011年、ア・リーグで2012年の3回受賞している。 一塁手のシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録では、打率はトッド・ヘルトンの.372(2000年)が最高。ア・リーグではフランク・トーマスの打率.353(1994年)が最高である。出塁率はジェイソン・ジアンビの.477(2001年)が最高である。1998年にマーク・マグワイアが本塁打と長打率は両リーグで最高、出塁率でナ・リーグ最高を記録。1996年にアリーグのオークランド・アスレチックスで52本塁打・長打率.730、1998年にナ・リーグのセントルイス・カージナルスで70本塁打・長打率.753・出塁率.470を記録。70本塁打は当時のメジャーシーズン最多本塁打記録となった。打点はライアン・ハワードの149打点(2006年)が最多。ア・リーグではドン・マッティングリー(1985年)とカルロス・デルガド(2003年)の145打点が最多である。 (ja)
  • シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である。 一塁手としてのシルバースラッガー賞の受賞回数は、2000年から2003年にかけて4年連続で受賞したコロラド・ロッキーズのトッド・ヘルトンと、2004年、2008年から2010年の4回受賞したアルバート・プホルスと、2013年、2015年、2017年 - 2018年の4回受賞したアリゾナ・ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミットが最多。ア・リーグでは6選手が3回受賞している。セシル・クーパー(1980年 - 1982年)、ドン・マッティングリー(1985年 - 1987年)、カルロス・デルガド(1999年 - 2000年、2003年)、マーク・テシェイラ(2004年 - 2005年、2009年)、ミゲル・カブレラ(2010年、2015年 - 2016年)、ホセ・アブレイユ(2014年、2018年、2020年)。ナ・リーグでは2選手が3回受賞している。ジェフ・バグウェル(1994年、1997年、1999年)。フレッド・マグリフは1993年にサンディエゴ・パドレスとアトランタ・ブレーブスの両チームで、打率.291・37本塁打・101打点を記録し選出された。親子での受賞は、セシル・フィルダーとプリンス・フィルダーの1組である。セシルはア・リーグで1990年と1991年の2回、プリンスはナ・リーグで2007年と2011年、ア・リーグで2012年の3回受賞している。 一塁手のシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録では、打率はトッド・ヘルトンの.372(2000年)が最高。ア・リーグではフランク・トーマスの打率.353(1994年)が最高である。出塁率はジェイソン・ジアンビの.477(2001年)が最高である。1998年にマーク・マグワイアが本塁打と長打率は両リーグで最高、出塁率でナ・リーグ最高を記録。1996年にアリーグのオークランド・アスレチックスで52本塁打・長打率.730、1998年にナ・リーグのセントルイス・カージナルスで70本塁打・長打率.753・出塁率.470を記録。70本塁打は当時のメジャーシーズン最多本塁打記録となった。打点はライアン・ハワードの149打点(2006年)が最多。ア・リーグではドン・マッティングリー(1985年)とカルロス・デルガド(2003年)の145打点が最多である。 (ja)
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  • シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である。 (ja)
  • シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である。 (ja)
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  • シルバースラッガー賞受賞者一覧 (一塁手) (ja)
  • シルバースラッガー賞受賞者一覧 (一塁手) (ja)
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