シャープゲンゴロウモドキ(シャープ擬源五郎・シャープ擬竜蝨、Dytiscus sharpi)は、コウチュウ目オサムシ亜目ゲンゴロウ科ゲンゴロウモドキ属に分類される水生昆虫の一種。日本固有種とされる。 本種は1960年代に石川県で採集されて以降記録が途絶えたため絶滅したと考えられていたが、1984年11月中旬に千葉県で再発見された。しかし21世紀に入ってからも確実に生息が確認されている地域は千葉・石川の両県のみで、絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)・国内希少野生動植物種(種の保存法)に指定されている。