シバジ(朝鮮語:씨받이)とは、朝鮮半島において、李氏朝鮮中期以来存在した風習の一つで、家の跡継ぎとなる男子を得るために、子供を生むための女性を雇うこと。また、それに従事する女性をさす。現代に措ける代理母と似た概念とされている。日韓併合後に禁止された。 씨(シ)が「種」を、받이(パジ)が「受けること(もの)」を意味することから、日本語で「種受け」と訳されることがある。なお、動植物の採種も同じ語で表すことがある。 本項では、シバジを主題にした1987年の韓国映画についても取り扱う。