シクンシ科(シクンシか、Combretaceae) は、双子葉植物フトモモ目の科で、旧世界の熱帯・亜熱帯に分布する木本(つる植物を含む)、14-20属600種ほどからなる。 花は両性または単性で、子房下位、4-5数性、雄蕊は5から多数ある。マングローブ樹種もあり、これらは胎生種子をつける。日本ではモモタマナが南西諸島・小笠原諸島に自生および栽培され、ヒルギモドキが琉球諸島(沖縄県)のマングローブに自生する。 利用としてはが薬用に用いられ、モモタマナは食用または薬用にされる。また、の(インディアン)(英: (Indian) silver grey wood)、(idigbo、これはナイジェリアのヨルバ語由来の呼称であり、コートジボワールのアニ語由来の framiré とも呼ばれる)、(英: Indian laurel; 別名: 、 rokfa)、(limba、これはコンゴ共和国・コンゴ民主共和国・アンゴラ由来の呼称であり、ヨルバ語由来の afara とも呼ばれる)は木材として国際的に流通する。