サーガル島(あるいはサガール島、サガー島)は、に浮かぶインドの島である。ベンガル湾の大陸棚上、コルカタから南へ100キロの地点に位置し、西ベンガル州の管轄になっている。広さは224.3平方キロメートル、43の集落に16万人以上が暮らしている。最大の村はガンガー・サガール。スンダルバンスの管区に含まれているが、スンダルバンス国立公園の特徴とも言えるベンガルトラの生息、マングローブの森、入り組んだ支流などとは無縁である。 この島はガンガーサガール(Gangasagar)またはサガールウィップ(Sagardwip)とも呼ばれ、ヒンドゥー教の巡礼地にもなっている。毎年、マカラ・サンクランティ(1月14日)になると何十万人ものヒンドゥー教徒が集まり、ガンジス川がベンガル湾へと流れこむ場所で沐浴を行い、カピル・ムニ寺院にて祈りが捧げられる。 がこの島に灯台を持っている。