サルタイアー(英: Saltire、仏: Sautoir、斜め十字)は、紋章学において、紋章のシールドの四隅にまでわたる斜めの十字、またはX字形のチャージである。ベンドとベンド・シニスターの組み合わせと捉えることもできる。チーフ、ペイル、ベンド、フェス及びシェブロンと並んで、紋章学の代表的なオーディナリーのうちの1つである。サルタイアーはセント・アンドリュー・クロスとも呼ばれ、聖アンドリューはそのような形をした十字架の上で処刑されたと伝えられる。