ゴルギュティオーン(古希: Γοργυθίων, Gorgythiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゴルギュティオンとも表記される。トローイア王プリアモスと妃の1人との間に生まれた子。母はトラーキア地方のアイシュメーの美女カスティアネイラである。2人の間に生まれたゴルギュティオーンは美男子だったとされる。トロイア戦争ではトローイア軍の武将の1人として戦った。 『イーリアス』2日目、ギリシア軍の武将テウクロスは大アイアースとのコンビで多くのトローイアの将を討ち取り、さらにヘクトールを討たんとして矢を放ったが、ヘクトールではなくゴルギュティオーンに当たって射倒した。兜の重みでゴルギュティオーンの頭ががくりと傾く様は、まるで実をつけて重くなったケシの花が、雨に濡れてさらに重くなって実を垂らすかのようであったという。 一説によるとゴルギュティオーンはパトロクロスに討たれた。

Property Value
dbo:abstract
  • ゴルギュティオーン(古希: Γοργυθίων, Gorgythiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゴルギュティオンとも表記される。トローイア王プリアモスと妃の1人との間に生まれた子。母はトラーキア地方のアイシュメーの美女カスティアネイラである。2人の間に生まれたゴルギュティオーンは美男子だったとされる。トロイア戦争ではトローイア軍の武将の1人として戦った。 『イーリアス』2日目、ギリシア軍の武将テウクロスは大アイアースとのコンビで多くのトローイアの将を討ち取り、さらにヘクトールを討たんとして矢を放ったが、ヘクトールではなくゴルギュティオーンに当たって射倒した。兜の重みでゴルギュティオーンの頭ががくりと傾く様は、まるで実をつけて重くなったケシの花が、雨に濡れてさらに重くなって実を垂らすかのようであったという。 一説によるとゴルギュティオーンはパトロクロスに討たれた。 (ja)
  • ゴルギュティオーン(古希: Γοργυθίων, Gorgythiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゴルギュティオンとも表記される。トローイア王プリアモスと妃の1人との間に生まれた子。母はトラーキア地方のアイシュメーの美女カスティアネイラである。2人の間に生まれたゴルギュティオーンは美男子だったとされる。トロイア戦争ではトローイア軍の武将の1人として戦った。 『イーリアス』2日目、ギリシア軍の武将テウクロスは大アイアースとのコンビで多くのトローイアの将を討ち取り、さらにヘクトールを討たんとして矢を放ったが、ヘクトールではなくゴルギュティオーンに当たって射倒した。兜の重みでゴルギュティオーンの頭ががくりと傾く様は、まるで実をつけて重くなったケシの花が、雨に濡れてさらに重くなって実を垂らすかのようであったという。 一説によるとゴルギュティオーンはパトロクロスに討たれた。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageID
  • 3550374 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1023 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 86423118 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • ゴルギュティオーン(古希: Γοργυθίων, Gorgythiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゴルギュティオンとも表記される。トローイア王プリアモスと妃の1人との間に生まれた子。母はトラーキア地方のアイシュメーの美女カスティアネイラである。2人の間に生まれたゴルギュティオーンは美男子だったとされる。トロイア戦争ではトローイア軍の武将の1人として戦った。 『イーリアス』2日目、ギリシア軍の武将テウクロスは大アイアースとのコンビで多くのトローイアの将を討ち取り、さらにヘクトールを討たんとして矢を放ったが、ヘクトールではなくゴルギュティオーンに当たって射倒した。兜の重みでゴルギュティオーンの頭ががくりと傾く様は、まるで実をつけて重くなったケシの花が、雨に濡れてさらに重くなって実を垂らすかのようであったという。 一説によるとゴルギュティオーンはパトロクロスに討たれた。 (ja)
  • ゴルギュティオーン(古希: Γοργυθίων, Gorgythiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゴルギュティオンとも表記される。トローイア王プリアモスと妃の1人との間に生まれた子。母はトラーキア地方のアイシュメーの美女カスティアネイラである。2人の間に生まれたゴルギュティオーンは美男子だったとされる。トロイア戦争ではトローイア軍の武将の1人として戦った。 『イーリアス』2日目、ギリシア軍の武将テウクロスは大アイアースとのコンビで多くのトローイアの将を討ち取り、さらにヘクトールを討たんとして矢を放ったが、ヘクトールではなくゴルギュティオーンに当たって射倒した。兜の重みでゴルギュティオーンの頭ががくりと傾く様は、まるで実をつけて重くなったケシの花が、雨に濡れてさらに重くなって実を垂らすかのようであったという。 一説によるとゴルギュティオーンはパトロクロスに討たれた。 (ja)
rdfs:label
  • ゴルギュティオーン (ja)
  • ゴルギュティオーン (ja)
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of