コンサルティング (英: consulting) とは、企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。または、その業務を行うこと。対応する日本語はない。コンサルティングを主力事業とする会社は、特定の分野の事業に特化した事業会社とは区別され、コンサルティングファームと呼ばれる。 コンサルティングを実行するコンサルタントには、他の組織の経営者や富裕層と対等に接するため、ゼロベース思考と起業家精神を強く要求される。従って、コンサルティングファームのカルチャーは事業会社とは大きく異なる。 2010年代以降のコンサル大衆化によりコンサルティングファームは人員を大幅に増やしているが、事業内容の比重を戦略提案から実行支援に移しているため、コンサルタントという肩書を持っていても戦略提案を担えず実行支援以降のフェーズしか経験のない者が増えている。