ゲイリー・コービー(Gary Corby、1963年 - )は、オーストラリアの作家で、古代ギリシアを舞台とした作品で知られる。 コービーの小説は、当時の歴史上の人物を登場させるもので、特にソクラテス、ペリクレス、巫女マンティネイアのディオティマがしばしば作中に登場する。一連の作品を通して主人公となっているのは、ニコラオス (Nicolaos) という架空の探偵、エージェントであり、また、ヒロインはディオティマである。