ケンタッキー肉の雨事件(ケンタッキーにくのあめじけん、英:Kentucky meat shower)とは、1876年3月3日、アメリカ合衆国ケンタッキー州バス郡のランキン(Rankin)近郊の91×46メートル(100×50ヤード)四方の範囲に赤身肉の断片が数分にわたって空から降ってきた事件。断片の多くは約5cm(2インチ)の大きさであったが、少なくとも一片が約10cm(3.9インチ)に及ぶものもあった。この現象は当時『サイエンティフィック・アメリカン』や『ニューヨーク・タイムズ』、その他いくつかの出版メディアで報じられた。