ケプラー186f(英語: Kepler-186f)は、地球から582光年(178.5pc)離れた赤色矮星ケプラー186を周回する太陽系外惑星である。ケプラー186fは、太陽以外の恒星のハビタブルゾーン(生命が存在する可能性のある領域)内において、初めて発見された地球に近いサイズの惑星である。アメリカ航空宇宙局 (NASA) のケプラー探査機のトランジット法による観測により、内側の他の4つの惑星(いずれも地球より大きい)と同時に発見された。この発見には、3年に渡る観測結果の分析が必要であった。発見は2014年3月19日のカンファレンスにて初めて公開され、メディアにいくらか詳細が報告された。その後4月17日に科学誌サイエンスにて完全に公開された。