グロスター F.5/34 (Gloster F.5/34) とは、1930年代後半に航空機メーカーのグロスター・エアクラフトがイギリス空軍の仕様F.5/34に基づき試作した戦闘機。単発・単座・単葉の全金属製(ごく一部羽布張り)の機体で、降着装置は尾輪式、主脚には簡単な引き込み機構を備えていた。 基本性能は優れていたものの、競合作である戦闘機スピットファイアやハリケーンが既に生産に入っていたため需要が得られず試作段階で開発は中止された。