グエン・ヴァン・リン(ベトナム語:Nguyễn Văn Linh / 阮文霊, 維新3年5月19日(1915年7月1日) - 1998年4月27日)は、ベトナムの政治家。ベトナム戦争時のベトコン政治指導者で、ベトナム共産党書記長(在任:1986年 - 1991年)。在任中、ベトナム経済の市場経済化を目指した経済計画「ドイモイ」の強力な支持者であった。そのため、しばしば、ペレストロイカを始めたソ連指導者になぞらえ、「ベトナムのゴルバチョフ」 と称えられた一方で政治的には民主化に反対する保守派であった。