クロモグリク酸(クロモグリクさん、Cromoglicic acid)は、伝統的にと呼ばれる医薬品である。この薬剤は、肥満細胞からのヒスタミン等の炎症性化学物質の放出を抑制する。 クロモグリク酸は喘息の治療において、非コルチコステロイド系の治療薬として選択されてきたが、その利便性(および安全性の認識)からロイコトリエン受容体拮抗薬に大きく取って代わられた。クロモグリク酸は1日4回の投与が必要であり、吸入コルチコステロイドとの併用による追加効果は期待できない。