クミン(英語: cumin; 学名: Cuminum cyminum)は、セリ科の一年生草本である。中東から東はインドまでひろがる地域に自生する。種子(クミン・シード)に強い芳香とほろ苦み、辛みがあり、香辛料として用いられる。一般には種子と呼ばれているが、植物学上は果実である。クミンは伝統医学において役に立つと考えられているものの、医薬品として安全または有効性があるとする質の高いエビデンスは存在しない。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。