クツコムシ目(口籠虫目、学名:Ricinulei) は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群である。クツコムシ(クツコムシ類、ricinuleid)と総称され、節腹類とも言う。小さくずんぐりしたクモに似た姿で、硬い外骨格を持つ。最大の特徴は、前端部に頭蓋(とうがい)と呼ばれる、自動車のボンネットに似た可動式の蓋を持つことである。この蓋は口と鋏角を上から覆うことができる。 分布域は非常に限られており、アフリカ中西部と熱帯アメリカからのみから知られ、2005年までに確認された現生種は全部で1科3属57種と、種類数も大変少ない小さな一群である。和名は、頭蓋を口籠(くつこ:牛馬などが噛み付かないように口にかぶせるカゴ)に見立てたもの。学名「Ricinulei」はラテン語でマダニ類を表す「ricinus」に縮小辞を付けたもので「小さなマダニ」の意という。

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  • クツコムシ目(口籠虫目、学名:Ricinulei) は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群である。クツコムシ(クツコムシ類、ricinuleid)と総称され、節腹類とも言う。小さくずんぐりしたクモに似た姿で、硬い外骨格を持つ。最大の特徴は、前端部に頭蓋(とうがい)と呼ばれる、自動車のボンネットに似た可動式の蓋を持つことである。この蓋は口と鋏角を上から覆うことができる。 分布域は非常に限られており、アフリカ中西部と熱帯アメリカからのみから知られ、2005年までに確認された現生種は全部で1科3属57種と、種類数も大変少ない小さな一群である。和名は、頭蓋を口籠(くつこ:牛馬などが噛み付かないように口にかぶせるカゴ)に見立てたもの。学名「Ricinulei」はラテン語でマダニ類を表す「ricinus」に縮小辞を付けたもので「小さなマダニ」の意という。 (ja)
  • クツコムシ目(口籠虫目、学名:Ricinulei) は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群である。クツコムシ(クツコムシ類、ricinuleid)と総称され、節腹類とも言う。小さくずんぐりしたクモに似た姿で、硬い外骨格を持つ。最大の特徴は、前端部に頭蓋(とうがい)と呼ばれる、自動車のボンネットに似た可動式の蓋を持つことである。この蓋は口と鋏角を上から覆うことができる。 分布域は非常に限られており、アフリカ中西部と熱帯アメリカからのみから知られ、2005年までに確認された現生種は全部で1科3属57種と、種類数も大変少ない小さな一群である。和名は、頭蓋を口籠(くつこ:牛馬などが噛み付かないように口にかぶせるカゴ)に見立てたもの。学名「Ricinulei」はラテン語でマダニ類を表す「ricinus」に縮小辞を付けたもので「小さなマダニ」の意という。 (ja)
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  • クツコムシ目 (ja)
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  • クツコムシ目(口籠虫目、学名:Ricinulei) は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群である。クツコムシ(クツコムシ類、ricinuleid)と総称され、節腹類とも言う。小さくずんぐりしたクモに似た姿で、硬い外骨格を持つ。最大の特徴は、前端部に頭蓋(とうがい)と呼ばれる、自動車のボンネットに似た可動式の蓋を持つことである。この蓋は口と鋏角を上から覆うことができる。 分布域は非常に限られており、アフリカ中西部と熱帯アメリカからのみから知られ、2005年までに確認された現生種は全部で1科3属57種と、種類数も大変少ない小さな一群である。和名は、頭蓋を口籠(くつこ:牛馬などが噛み付かないように口にかぶせるカゴ)に見立てたもの。学名「Ricinulei」はラテン語でマダニ類を表す「ricinus」に縮小辞を付けたもので「小さなマダニ」の意という。 (ja)
  • クツコムシ目(口籠虫目、学名:Ricinulei) は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群である。クツコムシ(クツコムシ類、ricinuleid)と総称され、節腹類とも言う。小さくずんぐりしたクモに似た姿で、硬い外骨格を持つ。最大の特徴は、前端部に頭蓋(とうがい)と呼ばれる、自動車のボンネットに似た可動式の蓋を持つことである。この蓋は口と鋏角を上から覆うことができる。 分布域は非常に限られており、アフリカ中西部と熱帯アメリカからのみから知られ、2005年までに確認された現生種は全部で1科3属57種と、種類数も大変少ない小さな一群である。和名は、頭蓋を口籠(くつこ:牛馬などが噛み付かないように口にかぶせるカゴ)に見立てたもの。学名「Ricinulei」はラテン語でマダニ類を表す「ricinus」に縮小辞を付けたもので「小さなマダニ」の意という。 (ja)
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