キュリー(curie, 記号 Ci)は放射能を表す非SI単位である。計量法における法定計量単位となっている。 1キュリーは厳密に3.7×1010ベクレル(37ギガベクレル、370億ベクレル)に等しい。量が大きすぎることからマイクロキュリー μCi、マイクロマイクロキュリー μμCi (SI接頭語で表せばピコキュリー pCi)が主に使われていた。 実用に適さないため、国際単位系では放射能の単位にはベクレル(Bq)を用いていて、キュリーは用いない。単位名称は、放射線研究の先駆者であるピエール・キュリー/マリ・キュリー夫妻に因む。