ガンデン・ティパ(dga' ldan khri pa)は、チベット仏教ゲルク派のラサ三大寺のひとつガンデン寺の座主職で、ゲルク派の首座。 ゲルク派の宗祖ツォンカパを初代とし、歴代のガンデン・ティパは「ツォンカパの後継者」と位置づけられ、ラサの大祈願祭(モンラム大祭、モンラム・チェンモ)の長となること、説法と廻向を行うこと、日常は大本山ガンデン寺で顕教と密教の書物について教育を行うことを主要な職掌とする。