ガヤー(ヒンディー語: गया、IAST: Gayā)はインドのビハール州マガダ地方ガヤー県の都市であり、ガヤー県の県都である。パトナの南116キロメートルに位置する。ビハール州で2番目に大きな都市で、人口は47万839人(2011年現在)である。町は三方を低い岩山で囲まれ、東部にはパルグ川が流れる。 ガヤーは歴史的に重要な都市であり、インドの主要な観光地のひとつである。ジャイナ教、ヒンドゥー教、仏教の聖地であり、『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』の二大叙事詩で言及されている。ラーマ、シーター、ラクシュマナはここで父のダシャラタ王のためにピンダ・ダーン(पिण्ड दान)という供犠を行い、今もヒンドゥー教がピンダ・ダーンを行う巡礼地となっている。ブッダガヤは釈迦成道の地と伝えられ、仏教の四大聖地のひとつである。ブッダガヤの大菩提寺はユネスコの世界遺産に指定されている。