カンホバル語(カンホバルご、Qʼanjobʼal)は、マヤ語族のカンホバル語群に属する言語で、グアテマラのカンホバル言語共同体員によって話される。カンホバル語の話者は主にグアテマラ北西部のウェウェテナンゴ県のいくつかのムニシピオ(San Juan Ixcoy, San Pedro Soloma, Santa Eulalia, Santa Cruz Barillas)で話されるほか、メキシコやアメリカ合衆国の移民が使用する。グアテマラ国内の話者人口の推計値は99,112人から112,000人とするものまでがあり、ほかにアメリカ合衆国で1万人ほど、メキシコで9324人(2010年)が使用しているとされる。 カンホバル語群は大マム語群や大キチェ語群とともにウェウェテナンゴ言語圏をなし、系統関係とは別に拡散によって共通の音韻的・形態的・統辞的特徴を持っている。音韻ではそり舌音や口蓋化、形態論では名詞に対する分類詞の発達、統辞論ではVSO型の語順や従文における分裂能格と相のない節などが共通の改新として指摘されている。

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  • カンホバル語(カンホバルご、Qʼanjobʼal)は、マヤ語族のカンホバル語群に属する言語で、グアテマラのカンホバル言語共同体員によって話される。カンホバル語の話者は主にグアテマラ北西部のウェウェテナンゴ県のいくつかのムニシピオ(San Juan Ixcoy, San Pedro Soloma, Santa Eulalia, Santa Cruz Barillas)で話されるほか、メキシコやアメリカ合衆国の移民が使用する。グアテマラ国内の話者人口の推計値は99,112人から112,000人とするものまでがあり、ほかにアメリカ合衆国で1万人ほど、メキシコで9324人(2010年)が使用しているとされる。 カンホバル語群は大マム語群や大キチェ語群とともにウェウェテナンゴ言語圏をなし、系統関係とは別に拡散によって共通の音韻的・形態的・統辞的特徴を持っている。音韻ではそり舌音や口蓋化、形態論では名詞に対する分類詞の発達、統辞論ではVSO型の語順や従文における分裂能格と相のない節などが共通の改新として指摘されている。 (ja)
  • カンホバル語(カンホバルご、Qʼanjobʼal)は、マヤ語族のカンホバル語群に属する言語で、グアテマラのカンホバル言語共同体員によって話される。カンホバル語の話者は主にグアテマラ北西部のウェウェテナンゴ県のいくつかのムニシピオ(San Juan Ixcoy, San Pedro Soloma, Santa Eulalia, Santa Cruz Barillas)で話されるほか、メキシコやアメリカ合衆国の移民が使用する。グアテマラ国内の話者人口の推計値は99,112人から112,000人とするものまでがあり、ほかにアメリカ合衆国で1万人ほど、メキシコで9324人(2010年)が使用しているとされる。 カンホバル語群は大マム語群や大キチェ語群とともにウェウェテナンゴ言語圏をなし、系統関係とは別に拡散によって共通の音韻的・形態的・統辞的特徴を持っている。音韻ではそり舌音や口蓋化、形態論では名詞に対する分類詞の発達、統辞論ではVSO型の語順や従文における分裂能格と相のない節などが共通の改新として指摘されている。 (ja)
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  • カンホバル語(カンホバルご、Qʼanjobʼal)は、マヤ語族のカンホバル語群に属する言語で、グアテマラのカンホバル言語共同体員によって話される。カンホバル語の話者は主にグアテマラ北西部のウェウェテナンゴ県のいくつかのムニシピオ(San Juan Ixcoy, San Pedro Soloma, Santa Eulalia, Santa Cruz Barillas)で話されるほか、メキシコやアメリカ合衆国の移民が使用する。グアテマラ国内の話者人口の推計値は99,112人から112,000人とするものまでがあり、ほかにアメリカ合衆国で1万人ほど、メキシコで9324人(2010年)が使用しているとされる。 カンホバル語群は大マム語群や大キチェ語群とともにウェウェテナンゴ言語圏をなし、系統関係とは別に拡散によって共通の音韻的・形態的・統辞的特徴を持っている。音韻ではそり舌音や口蓋化、形態論では名詞に対する分類詞の発達、統辞論ではVSO型の語順や従文における分裂能格と相のない節などが共通の改新として指摘されている。 (ja)
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