カンチェンゾンガ国立公園 (カンチェンゾンガこくりつこうえん、Khangchendzonga National Park) は、インドのシッキム州にある国立公園であり、ネパール語でカンチェンジュンガと呼ばれる世界3位の高峰(8,586 m)の、インド領内の一帯を対象としている。カンチェンジュンガ生物圏保護区 (Kanchenjunga Biosphere Reserve) として生物圏保護区にもなっている。旧表記はカンチェンジュンガ国立公園 (Kanchenjunga National Park) で、日本では現在名のKhangchendzonga National Park に対してもその名で表記されることがある。2017年7月17日にUNESCOの世界遺産リストに登録され、インドの世界遺産では初の複合遺産となった。 この公園はヤルン、タルン、カンチェンジュンガ、など多くの氷河を擁しており、ジャコウジカ、ユキヒョウ、ウンピョウ、ヒマラヤタールなどが棲息している。