カリノデンス(学名: Carinodens)は、モササウルス科に属する白亜紀の絶滅した属。属名は「竜骨の歯」を意味し、1969年にコンプレシデンス属(Compressidens、「押し潰された歯」の意)と命名されたが、この名前は既にに属するの軟体動物に使用されていた。 カリノデンスはグロビデンスの姉妹群であると広く考えられ、グロビデンス族に分類される。近縁属と同様にカリノデンスの歯は丸くずんぐりとしていて、原始的な二枚貝やカキの破砕に適していた。本属から知られる大半の頭蓋要素はオランダの堆積層から発見されており、唯一知られている頭部以降の骨格要素はヨルダンの末期マーストリヒチアンの堆積層から産出している。