かにかま(蟹蒲)とは、かにかまぼこ(蟹蒲鉾)の略で、風味・食感・形・色などを蟹(かに)の身に似せて作られた蒲鉾(かまぼこ)である。実際には、主な原料はスケトウダラである。 英語名としては "crab stick"、"imitation crab meat"、"seafood stick" などがあるが、そのほかに"surimi(すり身)"という名称で知られている。日本語では表記上の都合で「カニカマ」と片仮名で記されることも多い。かにぼこ(蟹鉾)という別名も見られる。インターネット上にはかに棒(かにぼう、蟹棒)という別名も散見されるが、これは本物の「蟹棒(蟹脚の流通名の一つ)」と区別できず、問題がある。 1970年代前半の日本で開発され、1970年代に新潟県と広島県の業者によって開発され、1970年代に北陸のズワイガニもどき商品を作ることからスタートし、比較的早期から欧米諸国にも普及している。