カッタンクディの虐殺(カッタンクディのぎゃくさつ、Kattankudy Mosque Massacre)は、1990年8月3日に、スリランカ東部のカッタンクディで、147人のイスラム教徒の男性、男児が殺害された事件。カッタンクディの4か所のモスクで、合わせて300人以上の信者たちが集まっての礼拝しているところを、30人ほどの武装したタミル人戦闘員たちが襲撃した。スリランカ政府は、この犯行はタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) の仕業だとしている。襲撃がLTTEによるものであったという説は広く受け入れられているが、当のLTTEは一貫して関与を否定し続けた。