VL-1は、カシオ計算機のVL-Toneシリーズの最初の楽器であり、VL-Toneとしばしば呼ばれる。電卓やシンセサイザー、ミュージックシーケンサーの機能を持ち、1981年に数万円程度で販売された。VL-1は、電子楽器奏者からその安っぽい作りと、元になった楽器とは全然似てない音色に、キッチュな価値を見出されている。愛称はワンキーボード。VL-1シリーズには、殆ど同じで小さくしたVL-10や、4音同時発声が可能なVL-5がある。