『カサノヴァ・夢のかたみ』は、宝塚歌劇団星組で上演されたミュージカル作品。1994年8月12日から9月26日(新人公演は8月30日)に宝塚大劇場で、同年12月1日から12月26日(新人公演は12月13日)に東京宝塚劇場で上演された。伴演作はロマンチック・レビュー『ラ・カンタータ!』。 形式名は「浪漫歌劇(オペラ・ロマネスク)」。17場。 ロココ時代の随一の恋の冒険家として名高いジャコモ・カサノヴァと、ロココの女王と謳われたルイ15世の寵姫ポンパドゥール侯爵夫人との“存在しなかった恋”を描いた浪漫歌劇。 星組トップスター・紫苑ゆうのサヨナラ公演作品となった。